2017年2月21日火曜日

ピンクシャツデーってなに?

金沢八景YMCA学童クラブピンクシャツデーの活動のご報告①


ピンクシャツデーとは、2007年カナダの二人の学生から始まった世界的いじめ反対運動です。
 ピンクのシャツを着て登校した少年が「ゲイ」だといじめられ、それを見た二人の学生がピンクのシャツを友人・知人に配り翌日登校しました。学校では、呼びかけに賛同した多数の生徒がピンクのTシャツを着て登校しており、学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなりました。
そのエピソードが世界中に広まり現在では70ヵ国以上の国でその活動が行われ、それから2月最終週の水曜日はピンクシャツデーとなりました。今年は2月22日(水)です。活動に賛同した横浜YMCAでは、各拠点でピンクシャツデーへの取り組みが積極的に行われています。



金沢八景YMCA学童クラブでは、「ピンクシャツデーってなに?」ということでピンクシャツデーについて指導員による劇で学びました。劇を観た後には、いじめられる人、いじめる人、周りで見ている人(傍観者)と、それぞれの立場にもし自分がなったらどのように思うか、どうするかを考え、付箋に書きました。子どもたちには、今、感じた素直な気持ちを書いてもらいました。
すると「傷つく」「周りの人に助けてもらう」「痛いし嫌だ」という感想や、「わからない」「(同じように)からかってしまうかも」といった率直な意見も見られました。

感想や意見を書いている様子
子どもたちには、いじめてよい人は決していない、自らの行動や働きかけでいじめを無くすことができる、このようなことを伝えています。
多くの方が「ピンクシャツデー」をきっかけに、「いじめ」について他人事ではなく、自分事として考えられるように発信していきたいと思います。

「ピンクでいじめられるのはおかしい」「助けてあげたい」という意見もありました。

(金沢八景YMCA学童クラブ 森田 純弥)