2017年2月22日水曜日

ぶどう日記65

【ピンクシャツデー】・金沢八景YMCA保育園

2月22日(水曜日)
今日はピンクシャツデー。
保育園の子どもたちもみんなでピンクシャツデーの活動(いじめ反対運動)に参加しました。

 3~4歳児の子どもたちは、ピンクシャツデーの話(意味)を聞いた後、「もしも、おともだちがいじわるされていたらどうしよう?」についてみんなで話し合ってみました。
 「困っている子を助けてあげる」「おともだちを大切にする」「悪口を言わない」など、気づいたことや思ったことを話してくれました。

 5~6歳児の子どもたちは、学童クラブのお兄さん&お姉さんにならって、『おともだちに言われると嬉しい言葉』、『言われたら悲しい言葉』について話しました。
 定番の「ありがとう」「大好きだよ」の他に、「美味しいね」「楽しいね」など、お友だちと共感できる喜びを話してくれる子もいれば、「昨日、お兄ちゃんにバカって言っちゃった」「ボクもお兄ちゃんの玩具、隠しちゃった」「悪いことしちゃったな」と正直に告白してくれる子もいました。
(大丈夫。神さまも喜んで赦してくださいます)

 ピンクの折り紙で、お花や動物、魚、ハート❤等々を作り、大切なおともだちにプレゼントしたり、模造紙に貼ってお部屋に飾ったり。大切な一日を過ごしました。

大好きなお友達とは、いつもいつも、いつまでも。ずーっと仲良しでいられますように。

(金沢八景YMCA保育園 迫 弓子)
 


発見!自分のよいところ

金沢八景YMCA学童クラブ・・ピンクシャツデーの活動のご報告③

金沢八景YMCA学童クラブの子どもたちに絵本「にじいろのさかな」を朗読しました。
虹色に輝くうろこを全身にまとった「にじうお」がいました。みんなの憧れの的の「にじうお」が外見の美しさではなく、内面の美しさに気付くというお話です。
他人を思いやることで得る喜びや幸せを知り、大切な仲間を作っていくお話に、みんな聞き入っている様子でした。


3~5年生の子どもたちはその後、チーム対抗のゲームを行いました。
子どもたちには「ゲームの中で、お友だちの良いと思ったところを見つけながらやろう」と伝えました。



ゲーム①
人間知恵の輪では、声を掛けあい、手と手を繋ぐことでお友だちとつながることを実感できました。


 
 



ゲーム②
各チームに折り紙と液体のりを配り、お題の「東京タワー」を与えられた材料だけで作ります。
ちぎったり、折ったり、貼り付けたり…子どもたち同士で考えて、工夫している姿が見られました。






その後ゲームで気付いたお友だちの良いところを、メッセージカードに記入し、プレゼントしました。
メッセージには、「良いアイディアありがとう」「いつも盛り上げてくれてありがとう」など素敵な言葉が出ていました。
お友だちに対する気付きはもちろん、自分の良さについて知ろうとする機会を持つことで、自分を大切にする気持ちも育まれると思います。
子どもたち一人ひとりに、発見や気づきのきっかけとなっていればと感じます。



(金沢八景YMCA学童クラブ 森田 純弥)

『嬉しいことば』と『傷つくことば』

金沢八景YMCA学童クラブピンクシャツデーの活動のご報告②



 
 
 横浜YMCAではいじめ防止運動を行っております。前回に引き続き、学童の1・2年生は言われて『嬉しいことば』『傷つくことば』について考えました。




始めに、一人ひとりが思い付くままに、『嬉しいことば』や『傷つくことば』を用紙に書いてもらいました。

鉛筆が止まった頃、「お友だちと喧嘩した時、言われて嫌だったことは?」「お友だちと仲直りする時、なんて言われるかな」等とリーダーがヒントを出すと、次々に応えが返ってきました。






 最後にみんなで共有の時間をもちました。

 『嬉しいことば(ふわふわことば)』
 ありがとう
 だいすき
 じょうず すごいね!
 ごめんね
 あそぼう

 『傷つくことば(ちくちくことば)』
 あっちいって
 おまえ
 へた
 うざい

 『嬉しいことば』や『傷つくことば』は、子どもも大人も同じです。年齢なんて関係ありません。
 いらいらしたり喧嘩したりすると、『傷つくことば』を使いがちです。そんな時も、相手の気持ちを考えて、謝ることができるといいですね。そして、『嬉しいことば』がたくさん行き交う場所になればと思います。

 (金沢八景YMCA学童クラブ 佐藤 泰乃)

2017年2月21日火曜日

ピンクシャツデーってなに?

金沢八景YMCA学童クラブピンクシャツデーの活動のご報告①


ピンクシャツデーとは、2007年カナダの二人の学生から始まった世界的いじめ反対運動です。
 ピンクのシャツを着て登校した少年が「ゲイ」だといじめられ、それを見た二人の学生がピンクのシャツを友人・知人に配り翌日登校しました。学校では、呼びかけに賛同した多数の生徒がピンクのTシャツを着て登校しており、学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなりました。
そのエピソードが世界中に広まり現在では70ヵ国以上の国でその活動が行われ、それから2月最終週の水曜日はピンクシャツデーとなりました。今年は2月22日(水)です。活動に賛同した横浜YMCAでは、各拠点でピンクシャツデーへの取り組みが積極的に行われています。



金沢八景YMCA学童クラブでは、「ピンクシャツデーってなに?」ということでピンクシャツデーについて指導員による劇で学びました。劇を観た後には、いじめられる人、いじめる人、周りで見ている人(傍観者)と、それぞれの立場にもし自分がなったらどのように思うか、どうするかを考え、付箋に書きました。子どもたちには、今、感じた素直な気持ちを書いてもらいました。
すると「傷つく」「周りの人に助けてもらう」「痛いし嫌だ」という感想や、「わからない」「(同じように)からかってしまうかも」といった率直な意見も見られました。

感想や意見を書いている様子
子どもたちには、いじめてよい人は決していない、自らの行動や働きかけでいじめを無くすことができる、このようなことを伝えています。
多くの方が「ピンクシャツデー」をきっかけに、「いじめ」について他人事ではなく、自分事として考えられるように発信していきたいと思います。

「ピンクでいじめられるのはおかしい」「助けてあげたい」という意見もありました。

(金沢八景YMCA学童クラブ 森田 純弥)
 

2017年2月17日金曜日

熊本県のためにできること

金沢八景YMCA学童クラブ 熊本地震支援街頭募金のご報告

熊本地震が起きてから10ヶ月が経ちました。

金沢八景YMCAのスタッフが6月に益城総合体育館で1週間支援を行った際、ご一緒だった広島YMCAのスタッフより、最近益城総合体育館へ立ち寄ったとの連絡がありました。写真と共に報告をいただいたので、子どもたちに様子を伝えました。

当時益城町総合体育館には最大1300名の避難者が生活しておりましたが、現在では益城町総合体育館から仮説住宅等に移り生活しています。避難者はいなくなりましたが、支援が必要なくなった訳ではありません。子どもたちと何ができるか考えました。

「募金で応援する」「自分の身は自分で守る」など、時間が経っても忘れてはいけないことを再確認しました。


街頭募金は、14日に金沢八景駅前で、16日にイオン八景店で行いました。
子どもたちの「おねがいします!」の呼びかけに、たくさんの方々が足を止めてくだり、2日間で57,050円の募金が集まりました。ご協力ありがとうございました。

今後も、子どもたちとできることを続けていきたいです。


                    (金沢八景YMCA学童クラブ 佐藤 泰乃)





2017年2月14日火曜日

小さなパティシエさんたちのチョコタルト作り

金沢八景YMCA学童クラブ バレンタインクッキングのご報告

学童では、2月6日と7日にバレンタインクッキング『チョコタルト作り』を行いました。

五種類のチョコレート(スウィート・ミルク・ビター・ストロベリー・ホワイト)を細かく砕き、湯煎で溶かします。トッピングには、いちごやバナナ、アラザンやコーヒーチョコ等を用意しました。子どもたちが好きなチョコレートとトッピングをタルトカップに入れます。パティシエのように可愛くデコレーションする子が多くいました。はじめは乗り気でなかった子たちも「こんなの作ってみた!」と楽しげでした。


 オリジナルチョコタルトを美味しそうに頬張る子どもたち。「全種類のチョコを混ぜてみたよ。おいしい!」と幸せそうな笑顔をたくさん見ることができました。「好きな子に作る!」と恋の話で盛り上がる女の子たちの姿も!
 

チョコタルトを堪能したところで、次に金沢八景YMCAリーダーへプレゼントするために、思いを込めてラッピングをし、届けに行きました。


金沢八景YMCAには、事務・保育園・給食・体操・チアダンス・英語・学童とたくさんのリーダーが活動しています。いつもお世話にになっている感謝の気持ちを込めて渡すことができました。普段はあまり顔を合わせることがないリーダーとも触れ合う機会となり、照れる様子もありながら、学童に戻ると「○○リーダー覚えたよ!」と嬉しそうに話していました。
 

「レシピ持って帰る」と張り切る子どもたち。早速ご家庭で作ったことを報告してくれるお友だちもいました。
感謝の気持ちを伝えること、受けとることがたくさんできるとよいですね。
 
                   (金沢八景YMCA学童クラブ 佐藤 泰乃)

2017年2月6日月曜日

げんきっずになろう!!

金沢八景YMCA学童クラブ・げんきっずプログラムのご報告


1月31日(火)、「げんきっずプログラム」を1~2年生と3~5年生で分かれて行いました。
1月から2月にかけて、横浜YMCAアフタースクール(学童クラブやキッズクラブ)では共通して「げんきっずカード」の取り組みを行っています。
毎日の体温を計ったり、食事のバランスが取れているかのチェック項目があり、カードに記入できるようになっています。
「子どもたちが自分の健康状態に目を向け、自己管理をしていけるよう促すこと」を目的にしており、金沢八景YMCA学童クラブでは加えて、健康管理に大切な「運動」に着目し活動しました。

チームに分かれて、いざ開始!
1~2年生は、ドッチビー(柔らかい素材で出来たフリスビー)を使った鬼ごっことドッチボールをしました。
鬼ごっこでは、ドッチビーを投げて当てる、もしくはタッチすることで鬼を交換できます。
鬼ごっこ、ドッチボールともに元気に駆け回り、思い切りドッチビーを投げ合う姿が見られました。





ドッチビーおにごっこ



3~5年生は、3×3に用意したコーンに自陣の色の帽子を一人ひとつずつ置き、たて・よこ・ななめに帽子の色が揃ったら勝ちとする、動く+頭を使うチーム戦に挑戦しました。
どのように置けば勝てるのか、繰り返し行うことで段々とコツをつかんでいました。
「ちょっと相談する!」と言って、子どもたち同士が考え、作戦を練る場面も見られました。







ルールにそってみんなで協力すること、寒い季節でも運動に取り組む楽しさを知ることができました。
感染症が流行している季節なので、ご家庭でも健康や体調管理に目を向けていきましょう。


(金沢八景YMCA学童クラブ 森田 純弥)