2016年12月29日木曜日

2016年度学童クリスマス発表会

金沢八景YMCA学童クラブ クリスマス発表会のご報告


学童では11月中旬より、クリスマスをお祝いするための様々な準備を進めてきました。折り紙でプレゼント・サンタクロース・トナカイ等を作り学童の部屋に飾ったり、オリジナルリースを作り家族へのお土産にしたり、クリスマスアイシングクッキーを作りリーダーにプレゼントしたり。また、定期的に朗読会を行ってくださるボランティアの大学生が“クリスマスとは?”を題材にお話をしてくれました。どの時間も楽しそうに取り組んでおり、クリスマスが待ち遠しい様子が子どもたちから伝わってきました。

12月16日(金)に学童クリスマス発表会を行いました。クリスマスをお祝いするため、来てくださる皆さんに楽しんでもらうために、子どもたちやリーダーたちは一生懸命練習に取り組みました。

全体発表では“We wish you a Merry Christmas”を歌いました。毎日練習をし、下校中や家でも口ずさむほど!英語の曲を嬉しそうに楽しそうに歌っている姿を微笑ましく思いました。

グループ発表では、ハンドベル“ジングルベル”・マジック発表・劇“ビロードのうさぎ”・オリジナル動画“サンタクロースのクリスマス後”・コマ送りシアター“ノアの箱舟”を行いました。

ハンドベル:大人数のため練習を進めることが難しかったのですが、高学年のお友だちがみんなをひぱって練習をしていました。何重にも重なるきれいなベルの音色に鳥肌が立ちました。
マジック発表:緊張しながらマジックを成功させることや盛り上げることが難しいマジックですが、観客からはしっかり笑いもとりながらたくさんの歓声が聞こえてきました。
劇“ビロードのうさぎ”低学年のお友だちでの発表。練習中は集中して長いセリフやどのような場面かを考えながらも、笑顔で取り組むことができました。“まだ練習したい!”というお友だちもいました。
オリジナル動画“サンタクロースのクリスマス後”脚本から子どもたちが考えて、監督・ビデオ・役者がそれぞれ自分の担当をこなしていました。演じている子どもたちも笑ってしまうほど面白い内容でした。
コマ送りシアター“ノアの箱舟”LaQ(ラキューブロック)を使い動物を組み立て、場面ごとに写真を撮り、当日朗読をしました。普段は元気が有り余るほどの男の子たちが黙々とLaQ作りに専念しており、完成した動物は素晴らしいものでした。

 
当日の会場は、学童の子どもたち、保護者の方々、お友だち、リーダーで埋め尽くされました。学童の子どもたちやリーダーは、緊張しながらも皆さんの応援のおかげで練習の成果を出せたのではないでしょうか。終わった後のみんなの笑顔は、達成感が溢れていました。
クリスマスをお祝いし、子どもたちの成長も皆さんと一緒に喜べる、そんなクリスマス発表会でした。ご協力してくださった方々に感謝いたします。学童のみなさん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう!


                (金沢八景YMCA学童クラブ 佐藤 泰乃)

2016年12月2日金曜日

永島農園に野菜を買いに行きました

金沢八景YMCA学童クラブ・収穫感謝祭のご報告②

秋の野菜の収穫に感謝する気持ちを育むために、「収穫感謝祭クッキング」として「ポトフ作り」をしました。

地域の永島農園にクッキング食材を用意していただき、子どもたちは農園見学と食材の買い物をしました。

永島農園では、しいたけ栽培、花や野菜苗栽培、青果と農産加工品の販売を行っています。
子どもたちは金沢八景YMCA学童クラブから徒歩約30分かけ、永島農園に到着しました。



到着すると、子ども達は、永島さんにあたたかく迎え入れていただき、まずは、しいたけ栽培のビニールハウスの見学をしました。
菌床しいたけ栽培の方法やきのこについての豊富な知識をたくさん教えていただきました。
子どもたちは初めて見るしいたけ菌床に興味津々でした。子どもたちからのたくさん質問にも優しく答えていただきました。



 
ビニールハウスを見学した後は、近くの農家から仕入れている野菜直売所に行き、クッキングに使用するにんじん、じゃがいも、たまねぎを購入しました。
みんなは土やはっぱが付いている新鮮な野菜をみて、「こんな風に売っているんだね」「いろんなにんじんの色があって楽しい」という感想を述べていました。


     あたたかく、丁寧に迎え入れてくださった
           永島農園の皆さま
       本当にありがとうございました。



 

(金沢八景YMCA学童クラブ 森田 純弥) 


収穫感謝祭ってなに?

金沢八景YMCA学童クラブ・収穫感謝祭のご報告①


11月は、キリスト教の行事「収穫感謝祭」行いました。
1620年9月、メイフラワー号に乗ってヨーロッパから信仰の自由を求めて渡ってきた清教徒たち。到着した土地での新しい生活を始めました。しかし冬を越すための生活はとても苦しく、渡ってきた多くのものが餓えや寒さで亡くなりました。春が訪れると、もともと住んでいた原住のインディアンに助けられて、農耕を教わります。そして秋になって最初の収穫を得ることができました。そのことを感謝して最初の収穫感謝祭が始まったとされています。

学童クラブの子どもたちに「収穫感謝祭」の起源のお話をペープサートで説明をしました。演じたのは、指導員と有志の子どもたちです。
お話しを聞き食物の恵みに感謝すると共に、苦しい時に人々を助けた原住民の暖かさや見守ってくれる神さまの存在への感謝について考えました。

 

そして食べ物の恵みについてより深く考えるため、「いのちをいただく」の読み聞かせを行いました。生きるために食べること、食べるために働くこと、そして命を解くこと。そういった普段の何気ない生活について深く考えさせられる一冊です。
読み聞かせの後に、子ども達は原稿用紙に読書感想文を書きました。
一人ひとりが真剣に向き合っており、「泣きそうになった。」「残さず食べなければいけない。」といった率直な感想が多くありました。
感想文はお迎えの時に保護者の方に見ていただき、家族の皆さんにも活動をより知っていただくことができました。
「多くの生き物たちの命」や「携わる人々への感謝」を胸に、今日も「いただきましょう」。

(金沢八景YMCA学童クラブ 森田 純弥)

平和月間でなにを思う

金沢八景YMCA学童クラブ・11月平和月間活動のご報告


関東学院大学ゼミ生による朗読会
学生指導員による「カンボジアレポート」
11月は、横浜YMCAの平和月間です。
子どもたちは11月15日(火)の関東学院大学ゼミ生の方による朗読会、16日(水)の学生指導員によるカンボジアレポートと広島原爆に関する読み聞かせを実施し、「平和」について考える時間を持ちました。





プログラム最中、子どもたちはお話にぐっと引き込まれる様子がありました。


振り返りでは自身で感じた平和へのメッセージを書くことができる「平和の鳩」を作りました。この「平和の鳩」は、各国に連なるYMCAの子どもたちとも交換ができます。
みんなに伝えると、他国にメッセージを届けようと、頑張って辞書で調べながら英語の文章を作る子もいました。



集まったメッセージからは「せんそうはいつもの生活じゃなくなるからやめる」「世界できょうりょくして1人でも平和になれるといいなぁ」といった率直な意見や感想が届きました。



また金沢八景YMCAでは「平和の鳩」を館でまとめ、平和の木として掲示しています。
子どもたちの平和への思いが、世界中に届きますように・・・。




平和の鳩、メッセージ


(金沢八景YMCA学童クラブ 森田 純弥)